本日は、昨年入社した卑弥呼1年生の4人に集まってもらっていました。
今になって振り返る就職活動時の心構えや、1年間働いてみて分かった事、分からなかったことなどを素直に語ってもらいました。
参加者:
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| 沖野辰彦 (上野丸井HE) | 荻野秀彬 (池袋東武C) | 片山明日香(新宿小田急C) | 黒沢理美 (相鉄ジョイナスH) |
司会:松本
松本:就職活動をどれくらいの時期から始めましたか?

片山:大学3年生の10月くらいからかな?
荻野:そうですね、11月くらいの時期から企業の説明会に行きだして・・
松本:どういうきっかけで卑弥呼を受けようと思ったの?
黒沢:私は服屋さんでアルバイトをしていて、お客様と話すのが楽しいと思っていたので、接客ができるアパレル業界にしようと思っていました。でも服屋だとそこの服を着ないといけないので、服に制限が無さそうな靴屋に興味を持ちました。

松本:靴屋はいっぱい受けたの?
黒沢:実は卑弥呼しか受けてないんです。
全員:(笑)
黒沢:卑弥呼の内定の時期が早かったので、卑弥呼が落ちたら他の企業を受けようと思っていました。
荻野:僕は友達の女の子が就活用の黒のプレーンパンプスを探すのに付き合って、大宮の丸井に行って、今の研修担の池内さんが接客してくださって、見てただけなんですが、すごい接客だなというイメージが強くて、そのあと就職サイトを見ていたら卑弥呼があって、靴は好きだし受けてみようかなって思いました。
片山:運命だね。
沖野:僕は靴が好きという視点ではなくて、接客業がしたくて、ちゃんと接客をして名前を覚えてもらくて、そういう接客がどこで出来るかなと考えた時に、足に合わない靴を売ったら、また笑顔で来てくれることはなし、卑弥呼は足に合う靴しか売らないと知って、足に合う商品を売れば、自分のやりたかった接客ができんじゃないかなと考えて志望しました。

片山:私はいろんな企業を見てて、保険会社の説明会も行きましたし、ホテルとかも興味があったし、とりあえず人と接する仕事がしたくて、いろいろ考えた結果事務職は向いてないと思ったんです。じっとしてられなくて(笑)パソコンもできないし・・。そう思うと動き回れる仕事がいいなあと思って、ノートに自己分析で好きなものを書き出したんです。そうしたら服がめっちゃ好きだなあと思ってアパレルがいいと考えていたんですが、先ほど黒沢さんも言ってましたが、服屋さんだとそこの服しか着れないのでつまらないけど、靴屋だったら好きな服を着て、かわいい靴が履いて売れるからその方がいいなと思ったんです。まだその時は卑弥呼の靴は高くて買ったことはなかったのですが、お店に見に行ったことがあって、卑弥呼を受けてみようかなと思ったんです。
松本:では、たくさん服屋さんも靴屋さんもあって卑弥呼に内定をもらっても入社するか迷ったと思うんだけど、決め手となったのは何かな?
沖野:僕はさっき話したような自分がやりたい接客スタイルができると思ったからですね。
黒沢:私は最初に町田丸井で働いていた関さんに惚れてしまって、真っ先に卑弥呼を考えていました。説明会に行ってますますいいなと思って、卑弥呼が決まったら他に未練はなく就活を終えました。逆に卑弥呼が落ちていたら悲しかったと思います。
松本:内定時期の店舗研修をやってみた感想は?

沖野:大阪心斎橋の路面店だったのですが、自分が思ったより売れなくて、こんなにも売るのは難しいんだということがわかりました。
松本:入社してから大丈夫かなと不安にならなかった?
沖野:売れないからやっていけないかもっていう気持ちにはならなかったですね。現実はこんな感じかあという風に思いました。
片山:私も売れませんでした。最初は慣れないっていうこともあって、どうやっていいのかもわからず、とりあえず「いらっしゃいませ」が言えるようにならなきゃって思いました。
松本:男性の二人は婦人靴売り場で女性が多い中で過ごすことなんで今までなかったと思うんだけど、どうだった?

荻野:僕は店舗研修が銀座店で、1つ上の男性の先輩で岩崎さんがいたので、女性の中での男性の身のこなし方は勉強になりました。でも異性の先輩だけだと緊張しました。徐々に慣れていって、今は全く抵抗ないです。今は逆に、自分が女性的になったのではないかと思います。
全員:笑
松本:4泊5日の入社前研修の感想を聞かせてください

片山:朝起きるのがつらかったです。(笑)あとは楽しかったです。
黒沢:全体的には楽しかったです。
沖野:僕も同じですね。
片山:たぶん内定店舗研修をやっていたから楽しかったんだと思います。やっていない子からみると覚えることはたくさんあるし大変だったと思います。
黒沢:一番思い出に残っているのは、最終日にチーム発表で人形劇をして一番に選ばれたことです。あの時は泣いてしまいました。本当に嬉しかったです。
沖野:僕は最終日の入社式で新入社員代表の「誓いの言葉」を宣言したことです。
荻野:最初は知り合いもいなしすごく緊張して研修場に着くまではすごく嫌だったんですが、最終的には楽しかったです。靴の工場を見に行ったのも楽しかったですね。でもやっぱり一番楽しかったのはオフの時間じゃないですか。同期と仲良くなれましたしね。
松本:販売という仕事をしていて良かったことや楽しかったことは?
片山:お客様に「ありがとう」といってもらえると達成感とやっていてよかったと思います。なぜか精神的に弱っている日があって、普段お客様が来店されたらお声をかけても無視されるか軽い反応をされる方がほとんどなんですが、あるお客様がとても心のこもった「ありがとう」と言ってくれたんです。それだけで涙が出てしまうくらい嬉しかったのを今でも覚えています。軽く声をかけただけなのに、「ありがとう」なんて言われると思わなかったので嬉しかったです。感謝の言葉の重たさを知りました。

沖野:僕、購入して下さった方に「今度履いて見せに来て下さいね」っていった方がたまたま通りかかって本当に店に寄って下さった時は嬉しかったです。自分の接客が楽しいと思ってくれたのかな、よし、がんばろうって思いました。お客様からエネルギーをもらっていますね。
松本:では一番の失敗は?
片山:いっぱいある!!

全員:(笑)
沖野:僕はまだ知識がなくてファスナー交換のお客様からお叱りを受けたんですが、上手に対処できなかったことですかね。「修理期間が長すぎる」と言われて、どうしていいかわからず、結局先輩方に助けてもらいながらお客様にも何とか納得いただける提案ができました。
片山:私は値下げ作業でミスをしてプライスも全部間違ってしまって、百貨店の方にもすごく迷惑をかけました。いろんな方にすごく謝りました。そうしたら先輩たちがかばってくれて、次からがんばってねって言ってくれて、私も、絶対同じミスはしないと決心しました。そのおかげで意識も高くなったし、少し強くなれたように思います。
松本:お店の雰囲気はどう?

荻野:恵まれていますね。先輩たちは、仕事の時はきちんと指導してくれますし、叱ってくれます。お客様がいない時や休憩時間は仲良く話しかけてくれます。男性だから話から外されることもなく、自分が早く溶け込むように中に入れてくれます。
沖野:厳しい時もあって楽しい時もある。最初は社会に出ることは厳しいだけだと思っていました。
片山:私もみなさん仲良くしてくださって楽しくやっています。でも失敗した時は叱ってくれて、それで私のモチベーションが下がった時はまわりの人がフォローしてくれて、仕事後に「ご飯にいこう!」って誘ってくれたりします。オフの日に一緒に出かけたりもします。バスツアーにも行きました(笑)。
黒沢:私もご飯食べに行ったりします。
松本:さっき社会の厳しさって言葉もでましたが、社会人と学生の違いってどんなこと?
片山:責任感の重さはだいぶ違うよね。
沖野:そうですね。
松本:プライベートでは?

黒沢:飲みにいく回数が減りました。(笑)友達と休みが合わないっていうこともあるし、次の日が早番だとか思うと飲めなくなりました。でも、飲める時はすごい飲むんですけどね。
片山:私も家に早く帰るようになりました。
沖野:僕は家でも外でも飲んでますね~
松本:沖野さんは大阪から転勤で東京に来ているわけだけど、辞令をもらった時はどう思った?
沖野:東京で一人暮らししたいって強く思っていたんですが、いざ辞令をもらって大阪を離れるとなった時はさびしくなりましたね。引っ越しの時に新幹線から大阪駅を見て、最後の大阪だ・・ってしみじみ思いましたね。でも来たらきたで今は楽しいですし、帰りたいとも思わないんですけどね。
松本:では仕事やプライベートで困った時に誰に相談する?
片山:同期の子ですかね。
沖野:僕もダメかなって思うと荻野くんに「今日何してるの?」ってメールしますね。

荻野:ここ(沖野さんと荻野さん)は支えあっているよね。(笑)
松本:やっぱり同期同士の絆が強いのは、入社前研修や入社してからも定期的に研修で会えるからかな?
荻野:そうですね。ちょいちょい会いたいですね。研修が終わったらバラバラになって終わりっていうのは寂しいなあ。
沖野:週一とは言わないけど月一くらいは会いたいな。
荻野:そう思えるいい仲間だよね。
黒沢:ほんと、みんなで仲がいいよね。
片山:人数が少ないっていうのもいいのかもね。多いとバラバラに感じるもんね。
松本:入社してから自分に一番身についたスキルって何?
荻野:会話力ですかね。友達から相談されることがあって、すごくしゃべるんですよね。親身になって「そうなんだ」とか相手が話しやすいように聞き出してあげることができるようになったのは接客からきているのかなと思います。
黒沢:まだまだ足りないとは思うんですが、前よりは仕事に気付く力がついたように思います。やっぱり作業面などでも一番下が気がつかないといけないと思うので、それは大事なことですよね。
片山:私は礼儀正しさと向上心が出てきました。黒沢さんも言っていましたけど、気付いたらやるっていう気持ちがないとレベルアップできないなって思います。

沖野:僕は今までは軽いノリの雰囲気だったんですが、接客している時はドンと構えて男性でも話しかけてもらえるようにというのを心がけているので、落ち着きっていう言い方はヘンかもしれませんが、多少どっしりと構えられるようになれたのではと思います。
荻野:大丈夫!大人の男ですよ!
沖野:そっすかぁ?ってこれが軽いですよね。
全員:笑
松本:今後身につけたいスキルとかはある?
沖野:シューフィッターとまではいかなくても、この人の足にはこの靴が合うとわかるような知識が欲しいですね。男だから自分で婦人靴を履いて試すことができない分、特にそう思うのかもしれません。
荻野:大学のころ一度失敗しているのですが、色彩検定をとりたいです。婦人靴の会社に入って、女性雑誌を読むようになったけど、やっぱりわからないことも多くて、基本的な色の組み合わせがわかっていないとなかなか提案もしづらいですしね。

片山:私は販売士の資格に興味があります。学生時代にディスニーでアルバイトをしていたんですが、その時もそこのスタッフの方の接客がすごいなと思って、それも私が接客業がいいなあと思ったきっかけの一つなんです。お客様のおもてなしがきちんとできて、思い出に残ってくれるような接客がしたいです。だから、そういうスキルを身につけたい。こちらもいい接客ができたら気持ちいいし、お客様もいい接客がされたら嬉しいと思いますし、今後頑張りたいです。
松本:1年間の新人研修を受けて感想は?

荻野:例えば前回は修理業者のCQSさんや商品管理リーダーの愛澤さん、以前はMDに関しては商品部のリーダーの大木さんが来てくれたり、講義ごとにその道のプロの人を呼んでくれて、すごくわかりやすく教えてくれるので頭に入りやすいですね。
沖野:OJTだけじゃまずいよね。
荻野:知識ありきの接客ですからね。
片山:研修受けた次の日は気持ちも変わっていきいきしちゃいます。

沖野:同期の刺激を受ける時もあります。ロールプレイングとかで他の同期が「うまい!」と思うと俺も頑張らなきゃって思いますね。
黒沢:研修は同期とも会える場なので、研修の内容だけでなくて、意見交換もできるのがいいところですね。
荻野:他店の状況もわかるよね。
松本:では自分が目指す人物像ってある?
沖野:イチローとか・・
全員:(笑)
沖野:冗談です。
片山:私は内定店舗研修からいままで教えてくれた店長さん全員尊敬しているんです。店長ってこういう人なんだ・・って思いました。私もこういう人になりたいって思いました。

黒沢:私もいろんな人を尊敬しているんですが、現在の相鉄ジョイナスの店長の関さんは熱があってもすごく笑顔で、売り場を明るくしてくれますし、ひとつ上の先輩の仲田さんは接客力がすごくて、そういう先輩たちのいいところを少しずつ盗んだ人になりたいです。
沖野:研修担当の池内さんのような雰囲気もなりたいなって思いますし、商品部のリーダーの大木さんのような独特の間を置いた話し方も女性には好かれるんだな・・て思ってまして、相反する雰囲気をちょっとずつもらって自分をつくっていきたいなって思います。

荻野:僕は正直言ってしまうと、他社なんですが、隣のショップのカンペールさんの男性販売員が大好きでああいう販売員さんになりたいなって思っています。
カジュアルなんですが言葉遣いはしっかりしていますし、きちんとした接客をしていらっしゃるので。
松本:卑弥呼以外の売り場の人とも交流ってあるの?
沖野:飲みに行ったりしますね。
片山:同じ職種の方なので話は合いますね。
松本:ずばり、卑弥呼の悪いところと良いところは?
沖野:良いところは、足に合わないものは売らないというところ、それから接客が密なところですね。
片山:人にもよると思いますが、元気がいい接客をする人が多いので、気持ちいい気分で帰っていただけると思います。私も内定をもらって卑弥呼の靴を買ってみようといろんな店舗に行って、最終的には町田丸井の関さん夫婦のところで買ったのですが、本当に接客には感動しました。こういうことをする会社なんだと思いました。
荻野:良いところは、人間関係ですかね。すごく上の立場の方も気軽に話しかけてくださるし、上下関係はあるんですが、コミュニケーションをとりやすいような雰囲気をつくってくださるんですよね。

片山:悪いところは・・毎週商品の動向やお客様がこういう商品がほしいっておっしゃったことをメールで報告しているんですが、私が思った商品がなかなかお店頭に並ばなくて・・
沖野:確かに。悪いところではないんですが、会社への要望としては、今後もかわいい商品を出してほしいですね。
松本:では、今後の目標を聞かせてください
沖野:大きくいうと同期の中で一番お客様に感謝される販売員になりたいですね。
荻野:店長になりたいです。その次はSV(スーパーバイザー)になりたいですね。担当のエリアを統括してみたいです。各店の売上アップを考えたりといったSVに興味がありますが、いずれは商品開発にも携わりたいですね。

黒沢:接客面でも作業面でも気を配れる大きな人になりたいです。笑。店長もやりたいです。
片山:わかるわかる。
片山:私はみんなから愛されるような販売員になりたいです。周りの人から見てもあの人すごいって言われるような人になりたいですね。店長になったら、下の子が接客に楽しんで取り組めるような環境を作ってあげたいです。その後は卑弥呼をもっと知ってもらう、広めていくような仕事をしたいです。
松本:最後に就職活動をしてる方へメッセージをお願いします。
沖野:僕は最初頃の就活はさぼってばかりで興味のある会社の説明会しか行かなかったし、面接の練習もしなかったので、全然ダメだったので、めんどくさがらずに数をこなすことが大事ですね。
黒沢:私も1社しか受けなかったのですが、友達を見ていて、いっぱい受けて成長できたという子もいました。卑弥呼で内定貰った後も、面接を受けた方が成長できたかなあって思っています。
片山:私は沖野君と逆で、好きな企業しか見てなかったし、興味がない会社を受けても面接で正直な自分の意見も話せなかったですし、作っている部分しかなかったので、相手のことを知るっていうのも大事かなって思います。会社の雰囲気を知ってから面接の準備をすればいいし、志望動機とかを考えるのも楽になると思います。

荻野:確かに興味がないと入社してから辛いですよね。ただ、絞り込みすぎると大変なことになってしまうと思います。僕は、ちょっとでも興味があったらエントリーして、受けていく途中で会社のことを知っていけばいいですし、受けていく途中でちょっと違うなと思ったら、ごめんなさいしたらいいですし、興味があったら動くことですね。
沖野:靴でやっていくなら卑弥呼が一番楽しいんじゃないかなって思います。周りのショップを見ても接客とかしないですし、接客やっているっていう充実感はあります。
荻野:人間味がある接客だよね。
松本:誇りを持ってやっている?
黒沢:そうですね。靴に対しても、お客様で「卑弥呼しか履かないのよ」といっていただける方もいます。そういう時は本当に嬉しくなりますね。「でしょう!」って感じです。
沖野:「でしょう!」って思いながらプレッシャーだったり(笑)
荻野:それだけしっかりフィティングしているからね。
松本:男性二人に聞きますが、女性が多い会社に入社する不安はなかった?

沖野:僕はもともとレディースがやりたかったので、将来的に、自分が提案したり企画した商品を履いている人を町で見かけたらうれしいなって思います。市場は圧倒的にレディースの方が豊富じゃないですか。女性の方がいろいろデザインもあるし、男性はシンプルだからレディースブランドをやりたかったんですよね。だから最初から抵抗はなかったですね。
荻野:自分が身につけられないものを接客したいと思ってまして卑弥呼を受けたのですが、女性社員が多いだろうなと思ったけど、それに抵抗はなく・・。本音をいれば、もっと男性社員が増えればいいなあとは思いますけどね(笑)